脳脊髄液減少症ブログ~なにくそ闘病日記

脳脊髄液減少症による症状と治療経過~自己流リハビリの過程~社会復帰への記録です

「潰瘍性大腸炎」初の診断キット「カルプロテクチン」が保険適用となる 

 


  <2017年の記事>

  初の診断キット発売 「潰瘍性大腸炎」治療の何が変わる?

  2017年9月13日(水) Yahoo!ニュース より 日刊ゲンダイ

  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170913-00000015-nkgendai-hlth


  最近、潰瘍性大腸炎の体外診断用の試薬キット「カルプロテクチン」が日本で初めて保険適用になった。

  東京慈恵会医科大学消化器・肝臓内科主任教授の猿田雅之医師に治療の最前線を聞いた。
 

  潰瘍性大腸炎は、大腸粘膜に慢性の炎症や潰瘍を発生する原因不明の疾患で、

  根本的治療法は確立されていない。

  症状を寛解(症状が落ち着いて安定した状態)にもっていき、

  長期間維持することが現在の治療目標だ。

  「患者さんの便に含まれるカルプロテクチンという、

  白血球が分泌するタンパク質の濃度を調べることで、

  腸管内の慢性炎症の程度を数値で表すことができます」


  これによって変わるのが、次の2点だ。

  ①経過観察が簡便になる

  潰瘍性大腸炎の6~7割は軽~中等症。

  その中の多くがメサラジンという「5―ASA製剤」で腸管の炎症を抑えることができ、

  寛解の維持もできる。

  潰瘍性大腸炎の治療薬は複数あり、

  寛解導入や維持が困難な場合には、2剤、3剤と組み合わせることになる。


  「このメサラジンは良い薬ですが、

  場合により1日に9錠も服用しなければなりません。

  効果不十分であれば、座剤なども使用しますので投薬量はもっと増えます。

  これらは症状を消失させ良い状態を維持する薬剤であり、

  根本的治療法ではないため、ずっと服用を続けなくてはなりません」


  内視鏡検査で腸管の炎症が治まっているのを確認できれば

  薬の量を減らすこともできるが、

  内視鏡検査は事前に大量の下剤を飲みスコープを挿入する検査のため

  患者の負担が大きい。


  ところが今回の試薬キットは、便さえ取ればOK。

  便中のカルプロテクチン濃度という客観的な数値が炎症の重症度を表す。

  精度は内視鏡検査に決して劣らない。

  炎症の消退が確認されれば、薬の減量も可能となる。


  「内視鏡検査は多くてもせいぜい1年に1、2回程度ですが、

  試薬キットなら1年に数回行え、簡便に評価できます。

  積極的に薬の減量を検討できるかもしれません」


  試薬キットでは炎症の悪化も確認でき、

  薬の飲み忘れをチェックしたり、薬の増量を検討するのにも役立つ。


  ■痛みなく精度は従来検査に劣らない

  ②診断が簡単になる

  潰瘍性大腸炎の症状は、繰り返して起こる下痢や血便。

  慢性の下痢や血便はほかの病気でも見られることがあり、

  特に下痢だけの場合は、過敏性腸症候群(IBS)が原因の多くを占める。

  「カルプロテクチン濃度を見れば、

  下痢や血便が炎症によるものか否かがわかります。IBSなら炎症は認めません。

  最初に試薬キットを用いることで、内視鏡検査が必要な人と不要な人に分けられると思います」

  やはり、患者の負担軽減につながる。


  潰瘍性大腸炎の診断・治療の変化はそれだけじゃない。

  前述の通り6~7割が「5―ASA製剤」で寛解を維持できる潰瘍性大腸炎だが、

  効かない場合、ステロイド、免疫調整薬、抗TNF―α抗体と効能の強い薬を使う。

  いずれも十分に効かなければ、手術で大腸を全て取り除く。


  「抗TNF―α抗体が登場して以来、難治例でも薬で寛解を維持できるようになり、

  手術まで進む患者は減っているとの海外の報告があります。

  私の患者さんにも、薬の効きが悪く、何十年も苦しみ手術を検討していたのに、

  抗TNF―α抗体で劇的に良くなり手術を回避できた方もいます」


  抗TNF―α抗体は高額な薬のため、

  現在臨床研究では「炎症が完全に消えた後に薬を止めることが可能か?」

  についても検討されている。


  また、抗TNF―α抗体の効き目が不十分な患者には、

  違う作用機序の新薬がこの1~2年で数種類出る見込みだ。


  「潰瘍性大腸炎の治療の選択肢は増えています。

  難病ではありますが、決して悲観する疾患ではありません。

  どうぞ主治医の先生とよく相談して下さい」


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「線維筋痛症」原因物質の候補 NRSFたんぱく質発見 横浜市大・長崎大 

 

  
  <2017年の記事>

  ガガさんも発症「線維筋痛症」、原因物質の候補発見  横浜市大・長崎大

  2017年9月15日(金) 日本経済新聞
  https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG15H1G_V10C17A9CR0000/


  横浜市立大学と長崎大学などの研究チームは15日までに、

  全身の筋肉に強い痛みやこわばりがでる

  「線維筋痛症」の原因物質の候補となるたんぱく質を見つけたと発表した。

  このたんぱく質の働きを抑える化合物を似た症状のマウスに投与すると

  痛みの症状が改善したという。

  改良して治療薬の開発を目指す。


  線維筋痛症は全身に激しい痛みがある病気で、中高年の女性に多い。

  国内に約200万人の患者がいると推定されている。原因は特定されていない。

  米国の人気女性歌手レディー・ガガさん(31)も発症し、活動を休止した。


  研究チームはNRSFというたんぱく質が、

  線維筋痛症を起こす有力な候補であることを突き止めた。

  神経細胞に過剰にあると、神経に関連する多くの遺伝子の働きを抑える。

  正常な神経細胞ができず、痛みが生じると考えられるという。


  NRSFは特定のたんぱく質と結合すると働き出す。

  研究チームは相手のたんぱく質にNRSFの代わりに結合する化合物を開発した。

  この化合物を線維筋痛症と似た症状のマウスに投与した。

  医療用麻薬のモルヒネを打っても鎮痛効果がでない状態だったが、

  化合物を投与すると鎮痛効果が見られたという。



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②米歌手レディー・ガガさんが公表した「線維筋痛症」の病態について 

 

   
  レディー・ガガが告白した「線維筋痛症」の怖さ 光や音で痛みも…〈dot.〉

  2017年9月13日(水) Yahoo!ニュース より  AERA dot.

  https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170913-00000085-sasahi-hlth


  活動休止を宣言していた日本でも人気の米歌手、レディー・ガガさん(31)が

  自身のツイッターで病名を告白。

  全身に激しい痛みを起こす病気「線維筋痛症」を患っているという。


  日本リウマチ財団のホームページによると、

  米国では人口の約2%に線維筋痛症がみられるとされており、

  日本でも患者数は約200万人と推計されている。

  いったい、どんな病気なのか。


  線維筋痛症は全身に激しい痛みが起こる原因不明の病気だ。

  30代後半~40代前半の女性が発症することが多く、

  気圧、気温、光、音などあらゆる外的刺激を痛みとして感じるため、

  進行すると外出が苦痛になるなど、社会生活が困難になる。


  多くの病気は痛みを感じる部位に、炎症など痛みを招く原因が存在する。

  しかし線維筋痛症の場合、

  血液や画像の検査をしても、とくに異常は見つからない。


  「人間のからだを守る反応である“痛み”を過剰に感じてしまうのが

  線維筋痛症という病気で、2段階のステップがあって発症すると考えています」と

  東京医科大学医学総合研究所所長の西岡久寿樹医師は話す。


  たとえば、子どものころに親と死別する、転居を繰り返す、

  入院するなどで受けた精神的・肉体的ストレスがまず患者の中に存在する。

  それから一定の時間が経過して、さらに外傷、手術、身内の不幸や離婚など、

  新たなストレスが加わると痛みという形で症状が現れるという。

  免疫異常や感染症の潜伏期に似ていると、西岡医師は解説する。


  線維筋痛症は全身の痛みのほか、ドライマウス(口が渇く)、

  ドライアイ、うつ状態、不眠、過敏性腸症候群など、さまざまな症状をともなう。

  そのためこれまでは関節リウマチ、シェーグレン症候群、膠原病など、

  他の病気と診断されることも多かった。


  治療は、痛みやその他の症状を取り除く対症療法が中心になる。


  西岡医師によれば、鎮痛剤リリカ(一般名プレガバリン)や、

  抗うつ剤などが使われることもある。


  「たとえば人が腕をつねられたときに痛みを感じるのは、

  痛みの信号が脳に伝えられるからです。

  この痛みを伝える信号を弱めて、痛みを和らげるのがリリカの作用です。

  一方、痛みを抑制する信号を強めるのが抗うつ剤。

  患者さんにどちらのタイプの鎮痛剤が効くかは、使ってみないとわかりません」(同)


  リリカが2012年に認可されるまで、

  保険治療で使える線維筋痛症の治療薬はなかった。


  「リリカの認可によって、ようやく線維筋痛症という病気も保険診療上認められ、

  その治療も大きな一歩を踏み出したと言えるでしょう」(同)


  ただしリリカにはめまい、眠気、コレステロール値を上げるなどの副作用があるため、

  医師の管理のもとで使用する必要がある。

  また線維筋痛症はさまざまな症状を持つ病気なので、

  リリカ単剤でコントロールできることはまれだ。


  「たとえば睡眠障害やうつ症状は精神科の医師、

  末梢神経疾患のような症状は神経内科、関節痛はリウマチ科と、

  各診療科の医師が連携して治療を進める、チーム医療が必要でしょう」(同)


  ※週刊朝日MOOK『新「名医」の最新治療2014』から抜粋。所属は取材当時


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